ごぼうが臭い!アク抜きの方法は?えぐみが気になる人は?
きちんとアク抜きしたつもりなのに、ごぼうが臭く感じられることってありますよね。
せっかくの美味しい料理も独特のえぐみが気になってしまうと美味しく食べられないし、家族にも不評だったりするとがっかりしてしまいます。
次こそは失敗しないために、ごぼうの上手な下ごしらえの方法を覚えておきましょう。
あく抜きの時のちょっとしたひと手間で、臭いも気にならなくなりますよ。
ごぼうが臭い!
ごぼうは独特のにおいがするものです。
アクも香りも強いですが、その香りが美味しさでもあります。
でも食べて気になるほどの臭みやえぐみがあるのは、下ごしらえの仕方がまずかったのかもしれません。
あるいは、もともとごぼうの香りが好きではないのかもしれないですね。
上手なアク抜きの方法と、香りがあまり気にならなくなるごぼうの使い方をお伝えしますね。
ごぼうをアク抜きしよう
ごぼうをアク抜きするときは、酢水につけるのが一般的です。
酢水につけるのは色止めと言って、ごぼうの変色を防ぐためです。
ごぼうは切ったそばから黒くなってしまうので、切りながら酢水に落としてアク抜きします。
水が濁って気になるようなら、新しい酢水に取り換えましょう。
アク抜きの時間は2~3分程度です。あまり長くやってしまうと栄養が抜けてしまいますので、長時間さらす必要はありません。
じつはごぼうのアク抜きは不要という説もあるんです。理由は水にさらすと香りや栄養がなくなってしまうからです。
アク抜きをしないほうがおいしいこともあるようなので、必ずしもアク抜きをしなければいけないというわけではないんですね。
ごぼうのえぐみが気になる人は?
そうは言っても、ごぼうの香りや風味が得意でない人や、アク抜きをしてもえぐみが気になってしまう人もいると思います。
そんなときは調理の仕方を変えてみましょう。
おみそ汁など素材の味をそのまま味わうようなメニューよりも、煮物やきんぴらごぼうなどしっかりと味が染みる料理に使ってみましょう。
まとめ
ごぼうの臭い問題についてお伝えしました。
ごぼうのアク抜き水が黒くなるのはポリフェノールです。ほかにも、カリウムやカルシウムなどの栄養も、水にさらすことで失われてしまいます。
これらの栄養をまるごと摂ろうと思ったら、アク抜きは不要なのです。
独特の風味はゴボウの魅力でもあるのですが、あまり好みでない場合はしっかり味付けしていただきましょう。