土付き らっきょうの漬け方は?洗い方と下処理の方法は?

土付きのらっきょうが木のザルに入っている様子
土付きのらっきょうをどうやって漬けたらいいか、わかりにくいですよね。

土付きのらっきょう(泥付きらっきょう)の漬け方は、泥を落とすところから始まります。

そして、下漬け(塩漬け)という下処理をおこなっていきます。

順番にお伝えしていきますね。

土付き らっきょうの漬け方は?

らっきょうには、洗って売られている「洗いらっきょう」と、収穫されて土がついたままの「土付きらっきょう」があります。

土付きらっきょうは泥を落とす手間がかかりますが、カリカリとした歯ごたえのあるらっきょうに仕上がるのは土付きらっきょうの方です。

洗いらっきょうは水で洗う過程でらっきょうが水を吸うので、カリカリ感が減ってしまいます。

土付きらっきょうは、洗いらっきょうと違って塩漬け(下漬け)が必要です。

それでは早速、「土付きらっきょう」の漬け方を見ていきましょう。

まずは下処理から行っていきます。

洗い方からお伝えしますね。

土付きらっきょうの洗い方

キッチンの水道の蛇口から細く水が出ている様子

1.土を落とす

土付きらっきょうをシンクでボールにあけて、水道の蛇口から細く水を出しながら、手でバラしつつ、ひとつづつ丁寧に泥を落としていきます。

このとき薄い皮はむいてください。

水を吸うとカリカリ感が損なわれるので、手早く流水で洗ってザルにあげましょう。

2.根っこと茎のところを包丁で切り落とします。

髭のような根っこは、なるべくギリギリのところで切り落としてください。

茎とは、根っこの反対側の先端部分のことです。

茎はギリギリでなくていいのですが、長すぎても短すぎても歯ごたえがよくありません。長いとスジっぽくなってしまいます。

根の部分も先端部分も、切った断面から水がしみこんでいくので、切りすぎるとしみこみ過ぎてやわらかくなってしまいます。

次に下漬け(塩漬け)を行います。


土付きらっきょうの下処理

土付きらっきょうは、甘酢などで本漬けをする前の下処理として、下漬け(塩漬け)を行います。

3.かめや瓶などにらっきょうを入れて、塩を入れます。

塩の量は、1キロの土付きらっきょうに対してひとつかみ(20グラム)程度です。

4.一晩おいてください。

この塩漬けの工程をすることでらっきょうから水分が出て、腐るのを予防することが出来ます。

この塩漬けを行うことが、洗いらっきょうと土付きらっきょうの漬け方の違いです。

5.手早く水洗いして塩を落とし、ザルにあける

6.鍋にお湯を沸かしてザルごと10秒程度くぐらして消毒します。

7.お湯から引き揚げて冷ましてください。

8.消毒した瓶にらっきょうを入れ替えます。

ここからいよいよ甘酢や醤油などで漬けていきます。これを本漬けと言います。お好みの味にアレンジしていきましょう。

まとめ

黒い器に入ったらっきょう漬け
土付きらっきょうの漬け方についてお伝えしました。

洗い方や切り方など、下処理にも大事なポイントがありましたね。

せっかくのカリカリした食感を失ってしまわないように、ポイントをおさえて手早く行っていきましょう。

下漬けのあと、本漬けするときの容器は、必ず煮沸消毒かアルコール消毒をして雑菌を除去してくださいね。

美味しいらっきょうが漬かりますように。

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