油はねの洗濯方法 服の落とし方は?煮洗いでシミは落ちる?

青空を背景に干してある白いTシャツ
油はねって、洗濯してもなかなか落ちないですよね。

揚げ物や炒め物をした時に油がはねると、痛いしシミになるしでホント嫌なものです。

お気に入りの服だったりするとテンション下がりまくりますよね。

洗っても落ちないシミを、家にある洗剤で落とす方法がありますので、ご紹介しますね。

油はねを洗濯でスッキリ落とすには?

オレンジ色の食器用洗剤のアップ
おうちにある洗剤でできますので、次の方法を試してみてくださいね。

食器用洗剤

1、まず油がはねたところを熱湯にひたしてしばらく放置する

2、食器用洗剤を原液のままつけて、もみ洗いする

3、その後、洗濯機で洗う

洗濯用固形石鹸

1、洗濯用固形石鹸を油はねのシミにこすりつける

2、泡立てながら、もみ洗いする

3、その後、洗濯機で洗う

マジックリン

1、40~50度くらいのお湯につける

2、マジックリンと洗濯用粉洗剤をタワシなどにつけてこする

油はねが服についたときの落とし方

上記で紹介した方法を組み合わせてもOKです。

ポイントはお湯を使うことです。

油は、水やぬるいお湯で何度洗ってもなかなか落とすことはできません。

ですので、お湯と洗剤を使って落としましょう。

それでも落ちない場合はベンジンを使うといいです。

  • ベンジンを使う方法

ベンジンとは石油を蒸留精製した液体で、染み抜きなどに使うものです。

ドラックストアの洗剤売り場で売っています。

ベンジンを布に染み込ませてシミの箇所をたたき、それからお湯と洗濯用固形石鹸でもみ洗いしてみてください。

これでたいていの油しみは落ちると思いますが、それでも落ちない場合は、作業着用洗剤を使ってみましょう。

  • 作業着用洗剤を使う方法
作業着用洗剤とは、建設現場で働く方の作業着を洗うための洗剤です。

Amazonなどでも手に入ります。

60~70度のお湯に作業着用洗剤を溶かして2時間ほどつけ置きしたあと、子洗濯用固形石鹸でもみ洗いするか洗濯機で洗います。

木綿などの服はこの方法が使えますが、絹やウールなどの洋服の場合は、家庭で処置をするのは難しいですのでクリーニング屋さんに相談することをおすすめします。


煮洗いでシミを落とす方法

鍋の中で水が沸騰している様子
飲食店やスーパーで働いている方は、エプロンが油シミになって通常の洗濯では落ちなかったりします。

このような頑固な油はねに「煮洗い」という方法がありますので、最後にご紹介しておきますね。

煮洗いとは、文字通りぐつぐつと火にかけて煮て洗う方法です。

  • 煮洗い
大きな鍋やステンレス製の洗い桶またはボールなどに水を張って、重曹を入れて洗濯ものを浸し、火にかけます。

水1リットルに対して、大さじ3~4杯の重曹を使いましょう。

沸騰させたら10~20分くらいぐつぐつと煮て、火を止めて軽く冷まします。

この時点で汚れが落ちていない場合は、固形石鹸でもみ洗いをしましょう。火傷しないように注意してくださいね。

その後すすいで脱水し、干せばOKです。

煮洗いのデメリットは生地が傷みやすくなることです。ですのであまり頻繁にはおすすめしませんが、コットンやリネンなどの素材は煮洗いでかなり綺麗になります。

絹やウールは煮洗い出来ませんので、やはりクリーニング屋さんへ持って行きましょう。

まとめ

油はねを洗濯で落とす方法についてお伝えしました。

洗濯機で何度あらっても落ちなかったシミも、ご紹介した方法で落とせるかもしれません。

家にあるものですぐ出来る方法は、食器洗い洗剤とお湯を使う方法です。

ぜひお試しくださいね。

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