シュレッダーでホッチキスははずすの?故障する?分別するべき?
シュレッダーするとき、ホッチキスがついたままシュレッダーにかけると、機械が故障するのではないかと心配ですよね。
ひとつひとつはずしてシュレッダーにかけている人も多いと思いますが、かなり面倒くさいし手間ですよね。
なにかいい方法はないのか調べてみました。
シュレッダーでホッチキスははずすの?
そもそも、シュレッダーをかけるときに、ホッチキスをはずす必要はあるのでしょうか。
「え?!外すのが常識でしょ」と思っている人もいると思うのですが、実はシュレッダーによってはホッチキス対応と言ってホッチキスをしたまま裁断が出来る機械もあるんです。
びっくりですよね。強力なシュレッダーがあるものなんですね。
ただし、それはシュレッダーの性能にもよります。
たとえばCDまで粉砕できるような業務用の強力なシュレッダーの場合はホッチキスの芯くらいへでもありませんが、家庭用のシュレッダーの場合は要注意です。
小さなオフィスでは、家庭用のシュレッダーを使用している場合もあるでしょう。
A4用紙2枚くらいしか入らないようなシュレッダーだった場合は、ホッチキスをしたまま入れてしまうと故障の原因になる場合があります。
シュレッダーが故障するとかなりやっかいなことになり、周りにも迷惑をかけてしまうので絶対に避けたいですよね。
シュレッダーにホッチキスは故障する?
故障してしまう可能性があるのか、それともOKなのかは、シュレッダーの取扱説明書を確認してみましょう。
家庭用でも、ちょっと高めのシュレッダーの場合はホッチキス対応になっていたりします。
ここで一点注意が必要なのですが、私たちが普段ホッチキスと呼んでいる文房具の正式名称はステープラーと言います。
説明書にも、ホッチキスではなくステープラーと書かれていたりしますので、見逃さないようにしてください。
なお、ホッチキスの裁断機能がついていても、やりすぎると故障の原因になることもあるようなので、本来はやはりはずしてかけたほうがいいようです。
超強力な業務用シュレッダーならあまり気にしなくていいとは思いますが、オフィスで家庭用を使っている場合は注意しましょう。
シュレッダーのホッチキスは分別するべき?
そしてもう一つ気になるのが、ごみの分別の観点です。
ホッチキスをしたままシュレッダーにかけると、紙と金属のごみが混ざってしまいますよね。
これだと、ごみの分別が出来ていないことになってしまいます。このあたりはどうなのでしょうか。
実は、ホッチキスの芯は古紙再生する際にはつけたままで問題ないんです。
これまた衝撃の事実なんですが、ホッチキスの針の箱に次のように書かれているんですよ。
「ホッチキス針は古紙の再生紙工程で支障ありません」
なんと、リサイクルに出すときはつけたままでも問題ないのだそうです!
なぜなら、古紙は高温で溶かすので、その際にホッチキスの針も自然に外れるということなんですね。
そして、磁石を使って針だけを回収することができるのだそうです。驚きでした!
でも、シュレッダー後の紙をゴミに出す場合はどうなんでしょうか。
これは自治体の方針によって対応が異なるようなので、それぞれの自治体に確認した方が良いでしょう。
まとめ
シュレッダーのホッチキス問題。
はずさなくても裁断できるシュレッダーがあるのは驚きでした。
そして、針は分別しなくていいというのも衝撃的。
今まで何だったんだ〜という感じですよね。
ただ、リサイクル業者さんの中には「できればはずしてほしい」という業者さんもあり、どこの機械も一緒ではないようです。
本来は面倒がらずにはずしたほうがよい、ということに変わりはないようです。