たてもん祭りの歴史とは?花火はいつ?感想と動画も紹介

明かりの入った提灯がたくさん並んでいる様子
北陸新幹線が開通し、たくさんの方に富山に来てもらえるようになりました。

その富山県の中の魚津市という町の伝統的なお祭り、「たてもん祭り」をご紹介したいと思います!

たてもん祭りの歴史とは?

木の机に開いて置かれた巻物
まず「たてもん祭り」とは、からご紹介できればと思います。

たてもん祭りの歴史は古く、今から300年以上前の江戸時代、八代将軍吉宗の頃にさかのぼります。

豊漁と航海の安全を祈願したのが始まりとされています。

地形的にも魚津市は海に面している町なので、昔から豊漁の為に漁師が中心となって行われていたと言われています。

祭りの中心となる「たてもん」は、高さが約16mある柱に90個ほどのちょうちんを帆のように三角形に吊し下げ、そり台の中央に立っています。

太陽が沈むころになると海岸沿いでは、たてもんに吊されたちょうちんの柔らかな明かりが辺り一面を包み込みます。

そして、たてもんに子供たちが乗り込み、笛と太鼓のかなでる音色と威勢のいいかけ声が響くなか、80人もの人で総重量約5トンもあるたてもんを、威勢よく自分の地区から指定の神社まで引いていきます。

だいたい日暮れからひっぱっていき、自分の地区までにたてもんと戻ってくる頃には真夜中になっています。

たてもん祭りの花火はいつやるの?

2017年8月の卓上カレンダー
たてもん祭りは8月の第一金曜日、土曜日に行われます。

そして、その最終日の土曜日には「じゃんとこい魚津祭り」の一部として海上の花火大会が開催され、多くの人が海辺に押し寄せます。

約2000発の花火が打ち上げられる、海上花火大会です。

水中スターマインなどが見どころのひとつで、一般の人でも協賛花火をあげることができます。

協賛金は6000円~で、お祝い事や記念に打ち上げることができますよ。

たてもん祭りの感想と動画

そして花火を見終わった後、みんなでたてもんを引っ張るというのがこの祭りの醍醐味です!

金曜日の昼間から屋台が始まり、夕方ごろから町は青いはっぴという衣装を着た若者で賑わいはじめ、ちょうちんに火がともされ、夕暮れと共に始まる~!!といった臨場感!たまりません!

そして、ちょうちんに火が付き終わるころにはもう暗く、たてもんが光って見えてとてもきれいです。

たてもんが出発する頃になると太鼓と笛が鳴り始め、子供たちがたてもんの上にスタンバイ。

3歳から小学校低学年の子たちが主に乗ります。子供たちも自前の小さなはっぴを着て、とってもかわいいです。

そして鐘が鳴り、若者たちの威勢のいい掛け声とともに発進!その掛け声は”せーのこい!”と言います!

たてもんに付いている綱を小学生から大人までいろんな人がもって、掛け声とともにたてもんを引っ張ります。

その周りにはおばさんたちがいて、お茶を配ってくれるのですが、そのお茶がなんともおいしい!

風呂上がりのビール並みにおいしく感じます!

そして、休憩を挟みながら神社へお参りに行き、また地区の場所まで引っ張って帰ってきます。

まとめ

今は外国人の方も参加して楽しんでくれています。

国際化してます。

そして終了したあとは達成感いっぱいでお腹がとってもすくので、近くのラーメン屋で腹ごしらえをして帰宅するといった感じです。

夏を感じられ、人の温かさを感じられる、本当にいいお祭りです!

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