高血圧の朝食メニュー塩分控えめにするポイントは?朝食抜きはダメ?
高血圧の治療には、食事療法は欠かせません。
しかし、食事は1日3食摂るものです。
日々注意して・・となると負担も大きいものです。
特に朝食作りは、仕事に出かける前だったり、家族の出かける準備をしていたりと、十分に時間を取りにくいことが多いです。
塩分に注意しながら、簡単に作れる朝食の工夫について、お伝えしたいと思います。
高血圧の朝食メニュー、おすすめは?
朝食メニューには、和食では味噌汁、洋食ではスープがついていることが多いです。
これら汁ものには、塩分が多く含まれています。
できたら避けたいところですが、野菜や海藻類・豆腐を多くした汁ものであればカリウムを摂取できるので、高血圧には効果的になります。
味噌は少なめにして、具材を多くした汁ものになるように工夫してみて下さい。
洋食であれば、パンにバターをつけることが多いと思います。
バターだけではなく、パンにも塩分が多く含まれています。
パンに付けるのは、ジャムやはちみつを少量がオススメです。
朝食を塩分控えめで簡単に作るポイントは?
時間のない朝は、できるだけ簡単に朝ご飯を用意したいですよね。
塩分に注意するのであれば、後でかけたりすることのないように、すでに味付けをしてしまうことです。
あとに醤油やソースをかけることは、余分な塩分を摂ってしまうことになります。
和食であれば、梅干しやぬか漬けを添えることもあるでしょう。
当然ですが、漬物は塩分が多いです。
楽しみたいのであれば、梅干しなら小さなものを半分だけ、ぬか漬けなら一切れだけ皿に取っておきましょう。
「塩分の多いものは一切れだけ」と決めて皿に取り分けておけば、食べ過ぎることなく、他の食材での塩分調整をすることができます。
サラダも野菜を多く摂ることができるのでオススメなのですが、ドレッシングのかけすぎに注意が必要です。
盛り付ける前に少量のドレッシングであえてしまえば、味もなじんで、かけすぎることはありません。
高血圧で朝食抜きはダメ?
起床とともに血圧は上昇します。
午前中のうちに、血圧を下げる効果のあることをする必要があります。
そのためには朝食が重要なのです。
朝食抜きははオススメできません。
塩分が少なく、手軽に摂れるものがいいですね。
一番いいのが、シリアルです。
牛乳やヨーグルトと一緒に、もしくはフルーツがあればいいですね。
あまり食欲がなく、もともと朝食を摂る習慣のない人は、血圧を下げる働きがあるカリウムを多く含む野菜ジュースやフルーツジュースだけもいいです。
まとめ
いかがでしたか?
高血圧の食事療法での朝食の献立、作り方の工夫について、知識を深めることができましたか?
食事作りは、毎日のことです。
日々の小さな工夫が、健康の維持・促進につながっていきます。
こちらにあげたことは、毎日の生活の中でできるちょっとした工夫ばかりです。
これらの工夫を組み合わせながら、より健康的な生活を過ごせるようにしてみて下さい。